私の教室は努力は不要です。結城美帆子

努力努力で目標を達成してきた人は、他者にも努力を強いる傾向にあるように思います。

でも、世の中には、努力をしたくても出来ない人がいるのです。

努力努力で結果を出してきた人達は、努力が出来る恵まれた環境にお育ちになられたのでしょう。

私は、真のピアニストは努力などという次元ではなれないと思います。

以前、音楽大学の教授の孫にピアノを教えていた時、この教授から「努力をしなければならないことは、向いていないことだからやらせないほうがいい」と言われました。

ピアノは、努力ではなく、楽しむことが大切です。

楽しいと思えば、「親に練習しなさい」と言われなくても弾きます。

私は、ピアノを弾くのが楽しかったから、弾き続けてきただけです。

ピアノは、親から「練習しなさい」と言われてできるような生やさしいことではありません。

ピアノは、本人(主体)が心から楽しいと思わない限り続けることは無理なのです。

本人(主体)が心から楽しいと思い続けている人は、真の音楽がわかるようになりますから、他者の心に想いを馳せることができ思いやりのある心根の優しい人に育つのです。

私は、ピアノのレッスンを通して、困っている人がいれば手を差し伸べることができる他者の心に想いを馳せることができる思いやりのある心根の優しい人間を育てたいと思っております。