私の悩み。結城美帆子

約20年障がいがある方にもピアノのレッスンを行ってきましたが、悩んでおります。ピアノが上手に弾けるようになるには、毎日毎日練習をしなければなりませんので大変な努力を必要とします。ピアノが上手に弾ける幸せは、日々の努力をした人が得られることです。健常者でも大変ですが、障がいがある方は、もっと大変だと思います。健常者が1時間の練習で出来るようになる曲でしたら、障がいがある方は3時間の練習が必要でしょう。私は、健常者も障がいがある方も、分け隔て無くピアノが上手に弾けるように教えたいと思っておりますが、障がいがある方の中に「障がいがあるから出来なくて当たり前」と思っている方がいるように思うので、悩んでます。健常者も障がい者も、目指している山は同じです。10回練習すればスラスラ弾けるようになる人もいれば、100回練習してもスラスラ弾けるようにならない人もおりますが、出来るまで練習をしてください。何回練習したから良いという事はないのです。出来るようにならなければダメなのです。目標を達成する為に、努力をするのです。努力だけで終わったのでは、努力したかどうかもわからないではないですか?練習をしないで「出来ない」と言うのはやめましょう。やるべき事は、やりましょうね。やるべき事をやっても出来ない場合は、考えますので「出来ない」と言ってください。障がいがあるお子様の場合や小さいお子様の場合は、親御さんにやるべき事があります。子供は、愛情と手間暇をかけないと良く育ちません。ピアノの上達は、指導者の指導力と、親がどれだけ子供に手間暇をかけられるかによって決まると言っても過言ではありません。40年近い指導経験からの実感です。障がいがある子供や小さい子供が自分から一人でピアノの練習をするなど不可能です。親が練習をする環境を整えてあげなければ無理です。例えば、練習をする時、そばにいてあげたり、何回弾いたかを数えてあげたりすると良いと思います。生徒の皆様がピアノが上手に弾けるように一生懸命に考えてレッスンをしますので、お父様お母様方もよろしくお願い致します。