私は、考え方は教えますが、答えは教えません。
自分で考えて、弾けるようになった時、子供たちはみんな笑顔になります。
昨日、バイエル102番の譜読みのレッスンを行った生徒さんは、最初は上手く出来なくて涙が浮かんでおりましたが、自分の指で拍子や拍を数えるようになり、途中から涙も消え、集中力が増し、最後まで弾ききることができ、弾き終えた時は笑顔でした。
私は、生徒を信じてレッスンをしております。
子供は、やり遂げる力を持っているのです。
やり遂げる力を引き出してあげるのが、指導者の役目です。
何でもかんでも教えれば良いということではないです。
一つのことをやり遂げた経験をした子供は、自分に自信が持てるようになり、自己肯定感を高めることができます。
自己肯定感は、自分の人生を謳歌するのに必要なことではないかと思います。
自己肯定感は、愛で育まれます。