私が自閉スペクトラム症の子供にもピアノのレッスンをしている理由

私が自閉スペクトラム症の子供にもピアノのレッスンをしている理由

自閉スペクトラム症であっても、自立して自分の人生を自由に生きていって欲しいと願うからです。

国から支援を受けると言うことは、国から管理もされると言うことですから、自由を制限されることもあるでしょう。

状況によっては、裁判を受ける権利さえ奪われ、精神病院に措置入院となります。

自閉スペクトラム症であっても、支援を受けず自立して自由に生きて社会貢献している人たちもたくさんいます。

自閉スペクトラム症であっても、何か一つでも得意と言えるものと出会うことができれば、自分に自信を持つことができる、自分の人生を自ら切り開くことができると思います。

ピアニストのグレン・グルドは、自閉症です。

お医者様や研究職の方の中にも自閉症者は存在しています。

ただ、彼らは、計画を立てたり、嫌なことに取り組むことが苦ってだったりするようなので、計画を立てて練習することができるように、練習計画を立てるお手伝いが必要だったり、出来ないことをできるように寄り添う指導が必要だったりしますので、一般的な生徒さんの指導に比べると、手間暇がたくさんかかりますが、手間暇を惜しまず指導をすれば弾けるようになりますし、一般の人たちが参加するコンクールに挑戦することも可能です。

現在、小学5年生の〇〇さんは、自閉スペクトラム症で知的障害もあり特別支援クラスに通っていますが、今年ピティナピアノコンペティションC級(小学6年生以下)に挑戦します。

昨日のレッスンの時に「先生、小さいのでもいいからトロフィーが欲しい」と申しました。

一般的なお子さんでしたら「一番大きいトロフィーが取れるように頑張る」と言いますが、自信がないお子さんは、本当は大きいトロフィーが欲しいけど口に出せないことがあるようです。

夢を持たないと、夢は叶えることはできないですから、まずは夢を持てるお子さんに育って欲しいと思います。

言葉に出すと言うことも大切です。

昨日のレッスンの時に、お母様が「時間がある時に練習させます」とおっしゃったのですが、これは間違っています。

練習計画を立てて練習をしましょう。

受ける日を決めたら、おのずと残りの練習時間が決まりますから、逆算すると、本番まであと何時間練習できるかがわかります。

時間は有限ですので、悔いが残らないように計画的に練習をしましょう。

時間は、平等に1日24時間あります。

コンペティションに参加することで、ピアノが上手くなるだけではなく、自分にとって有意義な時間の使い方も学べます。