私が発達障がい者にピアノを教えている理由は。結城美帆子

ピアノは、教え方により、障がいがあっても弾けるようになり、楽しむことができるからです。ピアノが弾けるようになることで、自分に自信が持てるようになり、音楽とともに有意義な人生を送っていただきたいと願うからです。発達障がい者は、コミュニケーションが難しいと言われておりますが、ピアノのレッスンは、一対一の関係が長く続きますので、信頼関係が生まれやすく、一人の人間が長期にわたり見続けていくことができるからです。親以外に、長期に関われるのは、おそらくピアノの指導者くらいではないかと思います。レッスンにお越しいただいている間は、継続して成長を見続けていくことができます。障がいがあるお子様を育てている親御さんは、孤独になりがちですが、お子様を長く見ているピアノの指導者は、親御さんの支えになることもできます。行政や学校の先生は、担当者が変更になりますから、そのたびごとに、喪の作業が必要になり、ストレスにもなりますし、信頼関係が築きずらいようです。親御さんが、行政に相談していたのに、親子で殺し合うような悲惨な事件が起きているのは、信頼関係ができていないからではないでしょうか?ピアノの指導者は、話を聞くことしかできませんが、話をするだけで答えを導き出せることもあります。結局、誰に相談しようが、最終的に答えを出すのは自分自身なのです。精神分析家は、解釈と言う技法により、クライアントがより自分で答えを導き出せるようにしてくれます。私は、精神分析療法も行っておりますので、精神分析に興味がある方は、お声にお掛けください。精神分析は、色々な悩みを解決する手段にもなります。