看護師不足の理由

以前、たかのゆりさんとデビ・スカルノさんがテレビ番組で対談をした時、「私たちの頃は女性が自立するっていったら美容師か、水商売しかありませんでしたものね」と、おっしゃっておりました。

私は、もう一つ看護婦もあったと思います。

看護婦は、昼間今でいう看護助手のような仕事をしながら医師会が運営する准看護学校へ通って准看になり、丁稚奉公が終わってから正看護婦の学校へ通って、正看護婦になる人もおりました。

美容師も同じようでした。

昔は、家計を助ける為に、女性は美容師や看護婦・水商売で働く人がいたのです。

私の昔の友人に、日赤看護学校の1期生がおりましたが、家を経済的に助ける為に看護婦になった人が多かったと聞きました。

介護職を選ぶ女性も、食べるため、生活するために介護職を選んだ人が多かったのではないでしょうか。

私が介護の仕事をしていた時、ある離婚した職員さんが「手に職のない学歴もない女が、離婚して食べていく為には、こんな仕事しかない」と、おっしゃっておりました。

働く最大の理由は、生活の為、生きて行く為ではないかと思います。

ピアノの指導の仕事も同じで、慈善事業やボランティアでピアノを教えているわけではなく、生活の為、生きて行く為にピアノを教えているのです。

無料体験レッスンを行っているピアノ教室もあるようですが、ピアノを教える為にたくさんのレッスン料を支払って技術や教え方を学び、生徒の皆様にピアノを教えることができておりますので、私は無報酬で教えることはできません。

以前、ヤマハでアルバイトで教えていた時、生徒さんは無料体験レッスンでしたが、指導者は会社からレッスンを行った分の報酬が頂けました。

雇われているピアノ講師は、無報酬でレッスンをすることは労働基準法で出来ないはずです。

話が脱線しましたが、今の時代、看護師や介護士を増やす為には、賃金を上げることではないかと思います。

医師と看護師の賃金の差が、あまりにもあり過ぎるのではないかと思います。

開業医は、看護師を大切に扱ってこなかった時もあったのではないでしょうか?

看護師をもっと大切に扱うようにして、処遇を良くし、賃金を良くすれば看護師のなり手は多くなると思います。

なぜなら、人間の心の奥底には、思いやりの心があり、みんなの幸せを願う心があるからです。

仕事とは、自分が生きる為だけにしているものではなく、自分と他者を幸せにする為にするものではないでしょうか?

医師の仕事は、人々の命を救い人々を助ける立派な仕事ですが、看護師の仕事も同じではないでしょうか?

介護士の仕事も、命を守るということでは同じではないかと思います。

私が医療の仕事に携わっていた時は、「看護婦は医師の指示に従えば良い」みたいなところがありましたが、医療は上下関係ではなくチームで行うものではないでしょうか?

お医者様の意識改革も必要ではないかと思います。

コロナで、お医者様方は、意識改革をせざるを得ない状況になっているように思います。

私の友人の医師は、現在、自ら患者さんの採血や注射をしているようです。