目標によって指導は変わる

音高音大受験生の指導は、受験校に合格できる弾き方を教えなければ、合格できない。

コンペティションは、コンペティションで良い点数が採れる弾き方を教えなければ、地区予選を通過できない。

ピアノが好きだからと、個性的な弾き方で音高音大を受験すると失敗します。

音高音大受験生をメインに指導をしていた時、ほとんどの生徒が「音楽が好きだから、ピアノが好きだから、音楽高校に行きたい、音楽大学に行きたい」と志望理由を言いますか。

なので、ほとんどの生徒が、歌心があり感性もあるのですが、「合格するまでは個性を捨てて頂きますが、耐えられますか?」と質問をしておりました。

受験では、完成を観るものではなく、伸びしろを観るので、基本ができていることが重要なのです。

なので、受験生には、基本に忠実にできる演奏を指導していた結果、1ヶ月前にレッスンをお願いされた生徒以外は、全て第一志望校に合格させることができました。

しかし、感性や個性が豊かでないと、音楽大学に入ってからはやっていくのが難しくなります。

音楽大学入会後は、基本ができているということは当たり前のことになるのです。

コンペティションも、個性的な弾き方をするのではなく、まずは基本をしっかり身につけた弾き方をしないと予選は通過しないようです。

と、昨年の夏から渡部由記子先生のレッスンを頻繁に受けるようになり思いました。

目標に応じた指導が重要と言うことなのではないかと思います。

認知症の予防にピアノを習いたい人と、コンペティションで全国大会出場を目指す生徒さんに同じ指導をしたら、どっちかの生徒さんが辞めてしまうでしょうね。

生徒さんが何も求めてレッスンを受けたいのか、指導者はしっかり把握して指導することが大切ではないかと思いました。

障害があってもコンペティションで地区予選を通過できている生徒さんも多数おりますので、ご自分の目標をおっしゃってくださいね。