高齢者になった時に、心と体が健康でいられる為には子どもの頃からの生活習慣・食習慣・考え方がすっごく大切に思います。
母親の味付けが、子供に引き継がれることってよくあると思うのですが、母親が濃い味付けを好む人だったら、その子供も濃い味を好むようになると思うので、お子さんの将来の健康を考えると母親の責任は大きいと思います。
私の母も母の母の味も濃かったですし、母も祖母も高血圧症でしたので、このままではいずれ私も同じ道を辿ると思い、40歳の時に徹底して食事を見直しました。
味噌・醤油・全ての食材を全て量を計測して調理をしました。
そして、毎月、血液検査と尿の塩分量を検査して頂き、一日の塩分摂取量の6gを実現することが出来ました。
血糖値も、食事ごとに食事をしてすぐと2時間後に測定し続け、何をどれくらい食べると血糖値が上がるかということを徹底して調べました。
現在では、いちいち計らななくても塩分量がわかりますし、何を食べると血糖値が急に上がってしまうかもわかるようになりました。
医師と管理栄養士さんの指導と、私の行動力と努力の結果、血圧も血糖値も問題無い状態を保っていられいると思います。
心と体の健康を維持する為には、専門的な知識とやる気と行動力と継続力ではないかと思います。
糖尿病の治療を受けていないと、血糖値を測定する器具は自重診療で購入しなければなりませんので、結構お金もかかりましたが、60歳を過ぎても体の不調はありませんし生活習慣病に罹患せずにいられるので幸せです。
何の努力もしないで、「高血圧なので血圧を下げる薬を服用しているの」とか「コレステロールが高いと言われて薬を服用しているの」とおっしゃる方がおりますが、私とは考え方が合わないなーと思います。
どんなに努力をしても遺伝的な要素が原因で改善ができないこともありますが、まずは努力をしましょうよ!
私は、自分の経験からもですが、ピアノの指導を通して継続して努力ができる人間に育てたいと思っています。
それが生きる力につながっていくからです。
その為には、やれば身につくことを積み重ねることです。
やってもできないことはやらない。
その為には、何ができて何ができないのかを、きちんと把握し見極めることが重要です。
壁が低ければ乗り越えられ自信になりますが、壁が高過ぎると乗り越えられないばかりかヘトヘトになり「自分はダメなんだ」と思ってしまいます。
ピアノを指導する際は、生徒さんの能力や特性を見極めることから始めるようにしております。
生徒さんの能力の見極めを誤ると、レッスンはうまく進みませんから。
ピアノで生きる力を育み、医者のカモにならずに健康で長生きしましょう!