発達障害の診断を受ける意味は。結城美帆子

診断を下すことができるのは、法律上は医師だけですが、医師が正確な診断ができているとは限らないのです。医師に発達障害の診断を受けても、本人にとってプラスになることがあるでしょうか?疑問です。発達障害は薬で治療できると言っている医師もいるようですが、個人の医師の見解であって、統一された意見ではありません。発達障害の診断を受けると、療育手帳がもらえますから、経済的な支援が受けられたりして経済的には助かるかも知れませんが、行政(保健所)から監視管理をされることにもなります。発達障害者支援法により、支援を受けられますが、監視管理もされるようになります。旧優生保護法と同じです。旧優生保護法は、精神病や精神薄弱などを遺伝するから、そう言う子孫は増やさないように作られた法律です。専門家の間でも1973年には、根拠は無いのではないかと言う意見が出されたにもかかわらず、国は、その後20年も強制手術を行ってきたのです。発達障害者支援法も、旧優生保護法のようにならないことを願ってやみません。私は、ピアノを教えておりますが、ラカンの精神分析も学んでおり、ラカン派では必須とされている自ら精神分析を受けることも10年以上精神分析を受けており、ラカンの精神分析を活かしたピアノのレッスンに必然的になっておりますので、診断を受けていなくても、本人も親御さんも気づいていなくても、発達障害と思われる生徒さんもおります。当教室は、障害がある方もレッスンをお引き受けしているので、発達障害の診断を受けている生徒さんもおります。診断を受けていようが、受けていまいが、関係ありません。当教室は、診断を受けているからと言って療育手帳が使えるわけでもなければ、レッスンが安くなるわけでもありませんから、以前、障害がある生徒さんから「障害者なんですけどレッスン料は安くならないのですか?」と言われたことがありましたが、なりません。障害があっても、障害が無くても、関係ないのです。私の仕事は、ただ、ピアノを弾けるように教えるだけです。ピアノは、障害があっても弾けるようになり、楽しむことができます。ピアノは、障害があっても無くても、弾けるようになり楽しむことができます。