生徒の皆様へ。結城美帆子

他の教室から移って来られる生徒さんのレッスンをお引き受けする時に、悩むことがあります。

レッスンの経緯がわからないので、どこから何を教えれば良いかがわからないのです。

体験レッスンでは、最後のレッスンで弾いた曲と、お持ち頂いた教則本の中から、本人が好きな曲と、丸が付いている曲を私がランダムに選んだ曲、3曲を聴かせて頂いております。

この3曲を聴かせて頂くと、どのようなお考えの指導者のもとで、どのような指導をお受けになられてきたかがわかります。

今まで、他の教室から移って来た方で、譜読みから積み木を重ねるごとく丁寧なレッスンを受けて来たと思う方は、40年指導をしてきて残念ながら一人もおりません。

ピアノは、積み重ねが大切なのです。

コツコツ積み重ねることが大切なのです。

チェルニー30番がin tempoで弾けなかったら、チェルニー40番をin tempoで弾くことはできないのです。

お引っ越しなどで指導者を変えなければならない時のことを考えて、指導者が代わっても、レッスンがうまく継続できるように、次の指導者が、レッスンの経緯がわかるように、生徒さんご自身にレッスンカルテなるものをお持ち頂こうと思います。

指導者としては、生徒の指導内容を記したレッスンカルテは使っておりますが、生徒さんご自身がお持ちになられると良いと思います。

宿題や練習時間、注意をされた所を書くこともできます。

4月から、「バステイン・レッスン・ダイアリー」を使いますので、購入してください。

大人の生徒さんは、自由です。