生徒さんの目標により指導は異なります。

楽譜の通りに弾けるようになれば良いと言う生徒さんと、コンクールで全国大会に出場して金賞を取りたいと言う生徒さんに、同じ指導はできません。

その理由として、コンクールで金賞を取りたい生徒さんと、楽譜の通りに弾けるだけで良いと言う生徒さんでは、意気込みが違うと思いますし、毎日の練習時間も相当違うと思いますので、1週間に消化できる課題も違ってくると思います。

コンクールで金賞を取りたいと言う生徒さんは、平日5、6時間、土日は12時間〜15時間くらい練習しているようですから、リズム練習の課題も出せませが、30分〜1時間程度の練習時間の方の場合、リズム練習の課題を出しても練習時間が短いとリズム練習の成果を得ることは難しいので、音を作る指導はできません。

楽譜の通りに弾けるようになれば良いと言う生徒さんは、電子ピアノでも大丈夫ですが、コンクールに参加して、それなりの結果を出したい方は、グランドピアノをお勧め致します。

電子ピアノとアップライトピアノとグランドピアノは、構造が全く違いますので、楽譜の通りに弾けるように教えるだけであれば、電子ピアノでも、アップライトピアノでもできますが、ピアノを弾くテクニックを身につけたい方は、お家での練習もグランドピアノを使って練習をしないとピアノを弾くテクニックは身につきません。

ピアノのテクニックとは、音を作ることです。

ピアノを弾くということは、人間の心を音で表現することです。

悲しみを表現する音、楽しい気持ちを表現する音、ピアノは人間の心を音で表現することができるのです。

心を音で自由に表現することが、ピアノを弾く醍醐味ではないかと思います。

私は、ピアノを機能訓練の道具にして欲しくないと強く思います。

ピアノは、音楽は、人間が人間の心を保って、人間らしく生きる為に無くてはならないものです。

私は、生徒の皆さんに、自分の心をピアノの音で表現できるように指導をしたいと思っております。