昨日のレッスンの途中で涙が出てきてしまった生徒さん。
拍子を打ちながらリズム読みをしている途中で涙が出てきてしまいました。
できないから涙が出てきてしまったのでしょう。
ラーファソーソと読むところをラーファソーファと間違って口にしてしまったり、変な間違いをするのですが、音符だけを読ませると読めているので、音符と指番号が頭の中で交通整理が瞬時にできなくて、ファソラを指番号が123と書いてあるとドレミと口に出してしまったりするようです。
でも、泣くのをやめ、最後まで頑張りました。
えらい、えらいです。
よくがんばりました。
本人が気が付けば正しくリズム読みができるようになります。
〇〇さんは、けしてわからないわけではないのです。
ただ、頭の中の交通整理が少し時間がかかるだけです。
急がず、頭の中の交通整理ができるように導き、〇〇さんのペースで学んでいけば大丈夫です。
ピアノを弾くための正しい回路ができれば、上級レベルの曲まで弾けるようになります。
みんな同じで、ピアノを弾く正しい回路を作って弾けるようになるのですが、早く回路ができる人もいれば、ゆっくりの人もおります。
40年の指導経験と、30年発達障害の研究をしてきて思うのは、ADHDやASDのお子様は、回路を作るのに少々時間が必要かな、と思いますが、回路はできますし心配ありません。
焦りが一番良くないです。
彼らがミスをするには、理由があり、ミスした答えにも必ず理由があります。
ピアノは、脳をフルに使って弾きますから、脳を育むのに非常に良いです。
ピアノで脳を活性化させ、楽しいピアノライフを送りませんか。
ピアノは、認知症の予防にも効果があると言われております。
みんなでピアノを弾いて幸せに生きようじゃありませんか。
最後までお読みいただき有難うございました。
今日も希望に満ちた素敵な一日になりますように!