生徒さんの成長に喜びと幸せを感じます。結城美帆子

昨日、小学一年生の生徒が「だんだんむずかしくなるね」と申しました。

「むずかしくならないで、簡単なままなほうがいい?」と聞きましたら、「むずかしいのが弾けるようになったほうがいい」とお答えくださいました。

自分の気持ちを伝えることができたのです。

素晴らしいことです。

嬉しかったです。

大人の感覚からすると、べつにたいしたことではないように思われるかもしれませんが、自分を客観的に見ることができ自分の気持ちを他者に伝えるということは、子供にとってとっても大変な作業なのです。

社会の中で自立=自律して生きていくためには、自分の気持ちを相手に伝えられることが重要ですから、とても大切なことなのです。

ピティナピアノコンペティションに参加している生徒でも、コンペティションの最中は「地区本選に進みたい」と言ったりしますが、今の時期に聞くと「どっちでもいい」と答える生徒もおります。

小学校低学年くらいのお子さんは、これが正直な気持ちではないかと思います。

子供って、親の期待に応えようとするのです。

小学校低学年くらいのお子さんは、コンペティションの意味もわからないと思います。

わからなくてもいいと思います。

コンペティションに参加する目的は、習字やそろばんに試験が有り級や段があるように、コンペティションに参加する目的は客観的な認定を受けるためと考えており、他者と争うこととは考えておりませんで、頑張っただけの結果がついてくるだけのことと考えております。

なので、掲示発表は、わざわざ見る必要はないと考えております。

自分で設定した目標の点数が取れたかどうかを見ればいいだけです。

コンペティションは、自分自身が成長するために参加するのです。

その為には、まずは自分で考えること、自分の気持ちを相手に伝えられるスキルが必要ではないかと思います。