自閉スペクトラム症で支援級で学んでいる中学2年生の生徒さんのレッスンがありました。
明後日、ピティナピアノコンペティションD級を受けに行かれます。
昨年は、ピティナピアノコンペティション課題曲チャレンジ2期認定証を受けることができたので、今年は、4期認定を目標に頑張っています。
定型発達で一般のクラスで学んでいるお子さんでも、D級を受けられるレベルに達せずおやめになってしまうお子さんも多い中、素晴らしいと思います。
E級からはショパンのエチュードが課題曲に入っているので、ショパンの「革命のエチュード」をお勧めしましたら、「黒鍵のエチュード」を弾きたいと申しました。
以前教えていた自閉スペクトラムの生徒さんも、黒鍵のエチュードが弾きたいと黒鍵のエチュードを弾かれましたが、自閉症者の特徴なのかもしれないと思いました。
黒鍵のエチュードは、イメージですが、革命のエチュードに比べれば淡々とした曲に感じているのかもしれません。
若いピアニストのレッスンを受けてみると想いが変わるのではないかとも思いました。
レッスンと言うよりも、自分が演奏する曲を生で聴くことで感性が磨かれるかもしれないと思いました。
以前、発表会の時に、特別演奏としてピティナピアノコンペティションで特級セミファイナリストや、音大卒業したばかりの後輩に演奏を聴かせに来ていただいていたのですが、みんな自分の得意な曲を演奏されるので、子どもたちの心には残らなかったのです。
子どもたちが演奏する曲を聴かせてあげると良いのかなーと思いました。
生徒さんから学ばせていただくことが日々あります。
生徒さんに感謝です。