小学2年生女の子の昨日のレッスンで。
レッスンが終わった後、今週の課題をレッスンノートに、生徒本人に書いて頂いているのですが、レッスンバックの中を探していたのですが、生徒さんが書く様子がなかったので、
私「どうしたの?」
生徒「えんぴつない」
私「そう」
生徒「えんぴつがないから書けない」
私「じゃ、書かないで帰る?」
生徒「・・・・・」
私「私にしてほしいことない?」
生徒「えんぴつかして」
私「いいわよ。でも、かして、じゃなくて、貸してくださいって言えるかな?」
生徒「えんぴつ貸してください」
私「どうぞ」とえんぴつをわたしました。
生徒「ありがとう」
私「ありがとうございます。って言いましょうね」
生徒「ありがとうございます」
私「よく言えました」
親御さんがレッスン室に一緒にいたら、おそらくこのような会話は無いと思います。
〇〇ちゃんは、レッスンノートに今週の課題を書くという目的を達成する為に、一生懸命に考えて、他者に自分の気持ちを伝えて、目的を達成できることができたのです。
素晴らしい成長です。
一対一の個人レッスンだからできることです。
レッスン室に生徒さんだけ入れるようにしてレッスンをし始めた時は、教則本を譜面台に乗せずに、ピアノの椅子に座っている生徒もいたり、教則本を譜面台に置いたままレッスン室を出て行こうとした生徒もおりました。
子供達の成長が見えるのは幸せなことです。