ピアノのレッスンを通して、認知能力と非認知能力を育み自分の力で稼いで自立して生きていける人間に育って欲しいと願い、日々レッスンを行っております。
その為に、目標を達成する力を付けて欲しいと思っています。
ピアノのレッスンで培う目標を達成する力は、社会に出てからは夢を叶える力となります。
今日レッスンにお越し頂いた自閉スペクトラム症の中学生の生徒さんが、「なんで勉強をしなければならないのかわからない」とおっしゃいました。
〇〇さんは、学校のお勉強の予習も復習もしたことがないとのことで、学校の成績は良いとは言えません。
勉強する目的がわかっていないように思いました。
この生徒さんの後はお昼休みの時間でしたので、生徒さんとお話をしました。
色々なお話をしている中で、車の運転免許証の習得のお話になり、〇〇さんは運転免許証は欲しいようでしたので、「運転免許証習得には学科の試験があるから試験に受かるようにお勉強しないとね」と言うお話をしてお帰りになりました。
勉強をする理由は、夢を叶えるためではないでしょうか?
学校の勉強が出来ないよりは出来た方が将来の選択肢が増えます。
もし、将来、医師になりたければ、公立校だったら土浦一高・竹園高校・並木高校に入学出来た方が医学部に合格出来る可能性が高くなると思います。
もし、将来、ピアニストになりたいと思ったら、東京藝術大学ジュニアアカデミーのオーディション合格を目指して、東京藝術大学附属高校合格を目指し、東京藝術大学合格を目指すと良いと思います。
東京藝術大学附属高校も東京藝術大学も、ピアノやソルフェージュはもちろんですが、お勉強も相当できないと合格できません。
親が子どもに色々な習い事をさせたり、学習塾や英語塾に行かせるのは、子どもの幸せを願ってのことではないでしょうか?
私が子どもだった頃は、スポーツ特待生はスポーツができれば勉強が出来なくても合格できましたが、今はスポーツでも音楽でも勉強も出来ないと入学させてもらえないようです。
海外で活躍している野球選手やサッカー選手を見ても、英語やイタリア語を話していますでしょ。
基礎学力は必要なのです。