深層心理

職場で新型コロナ感染者が出たという生徒さんから、レッスンに行っていいか?どうかの相談のメールがありました。

〇〇さんは、もし自分が感染していたら、先生に感染させてしまうかもしれないとお考えになられて、私を気遣ってのメールだったのではないかと、勝手に想像しますが、気遣いが迷惑になる場合もあります。

意見を求められれば、考えなければなりませんし、考えるためには時間がとられます。

私が考えて判断する必要があるものは、当然のことながら私が考えて判断しますが、個人が考えて判断するべきことは各自お考えになって頂きたいと思います。

コロナは、無症状の感染者もいるわけですから、誰が感染しているかなんてわからないと思います。

私自身が感染しているかもしれません。

基本は、体調が少しでもよくなかったら、ベストなレッスンはできませんからお休みしてください。

レッスン料がもったいないから体調が少しくらい悪くてもレッスンは休ませないという親御さんや、大人の生徒さんも時々おりましたが、このようなお考えの方は、ピアノのレッスンの意義をお分かりになられていないのではないかと思います。

私は、ピアノの指導を通して生きるために必要な知識を学んで頂きたいと思っております。

どんな時でも、自分で考えて自分の責任で判断し行動できる人間になって欲しいと願っております。

体調が悪い時、どうすればいいのかを自分で判断し行動することで、社会に出た時、どうしたらベストなのか自分で考えられるようになると思います。

家にいたほうが良いとされる基準は、厚生労働省にホームページで閲覧できます。

私の教室でも、基本は同じですが、➕レッスン室では不織布マスクを隙間がないように着用して頂き、隙間ができてしまう場合は2枚重ねてつけて頂いており、私は、いつも二重マスクでレッスンを行っております。

濃厚接触者の定義もあるようですから、わからない方は確認してください。

人間の心理から考えると、他者のことを思いやっているつもりの言動は、実は自分を守るための言動だったりすることが多々あり、それに気づいていない人たちが結構存在しているように思います。

ボランティアなんかは、いい例です。

弱者を支援することで、支援者は幸せを感じ良いことをした、人助けをしたとなるようです。

あくまで、人間の心を精神分析するとですけどね。

一般的な人は一々自分の心を精神分析なんてして深く見つめるようなことはしませんからね。

ラカン派の精神分析家は、自ら精神分析を受けることが必須とされているので、私も15年分析を受けておりますから、どうしても精神分析観点で人間を観察してしまいます。

一度得た知識は消えないのです。

精神分析を学んで、自ら分析を受けたことで、生きやすくなりました。

少々難点に感じるようになったことは、習慣的に相手の言動から相手の心を読む癖がついてしまったことです。

その為に、精神分析を受けに来ている患者ではないピアノの生徒さんに対しても、精神分析の技法を使って精神分析的な解釈で返してしまいます。

精神分析は、ロジャース派のカウンセラーのように共感しアドバイスをするようなことはせず、常に自分で考えるように解釈で返すのです。

渡部由記子先生のレッスンは、考えることを要求され、自分で判断することを要求されます。

渡部由記子先生は精神分析を学ばれたわけではないと思いますが、私が行っている精神分析的レッスンと同じだと思いました。

だから、生徒さんに渡部由記子先生のレッスンをオススメしているのです。

渡部先生は、生徒さんに「それは音楽じゃないの」とおっしゃいます。

このことは、私が一番共感できることでした。

音楽は、心です。

ピアノは、頭(脳)と心で奏でるのです。