気付くことの大切さ。結城美帆子

自分のミスに気付けることが大切です。ミスに気付けなければ、直すことはできないでしょう。人間ですからミスもします。間違ってもいいのです。間違っても、気付いて、直せれば良いのです。時々「完璧主義者なので」と、おっしゃる方がおりますが、そもそも完璧なんてあり得るのでしょうか?ミスをしないように努力をすることは大切ですが、ミスをしたっていいじゃないですか、間違ってもいいじゃないですか、直せればいいじゃないですか。昨日、自閉症スペクトラムの幼児のレッスンがあり、鍵盤で「ド」をさがして弾く練習をしたのですが、2つのお山からだとさがせるのですが、2つのお山をしないと「レ」を弾いてしまって「レ」を弾いてから間違いに気付き「ド」を弾くのです。なんどやっても出来なくて泣いてしまったのですが、泣くまでやらせなくてもと思われるかもしれませんが、このお子様の場合、他者の反応を見て自分が◯だったのか✖️だったのかを判断するようなところがありますので、このお子様の主体を引き出すためにあえて感情を高ぶらせました。そして、レッスンの終わりには、「間違ったのがわかってなおせたね。頑張ったね。すばらしいことですよ。結城先生は、間違ったことをわかってなおせた〇〇くんが大好きよ。がんばった〇〇くんが大好きよ。今日はいっぱい頑張ったからご褒美ね。」と、お話をしました。知的障害もある自閉症スペクトラムのお子様が間違いに気付いて直せるということは、すばらしいことなのです。スモールステップですが、理解力が高まり自分の力でピアノを弾いて楽しむことができるようになるでしょう。