母は非常にまれな血液不規則抗体の持主でした。結城美帆子

不規則抗体は、輸血をした時や妊娠をした時にできやすいとのことです。不規則抗体を持っている人は非常に少ないので、輸血を必要とする時に、血液センターでは、自己血輸血を推奨しているのですが、私の母のように緊急の場合はイチカバチカなので、不規則抗体の有無を検査しておくと良いのではないかと思います。母の看病と介護は、今まで聞いたことがないことが次から次に出てきて、その中で瞬時に医師から判断を求められるので、本当に大変だったのです。いつも緊迫した精神状態だったと思います。生徒の皆様へレッスンをしている時も、病院からの電話は出なければならない状態でしたので、精神的にも肉体的にも大変でした。手術を受ける場合は、必ず不規則抗体の有無を検査し、もし不規則抗体の場合は自己血輸血をするそうですが、緊急手術の場合は間に合わないので、本人と家族の同意を取りイチカバチカの輸血になります。母の看病と介護は、確かに大変でしたが、色々なことを勉強させてくれました。不規則抗体も色々あるらしく、母はJraでした。また、不規則抗体は、まだ新しいことらしく、母の2人の主治医は「初めての経験です」とおっしゃってましたし、私の主治医も「聞いたことない」と言っておりましたが、「知らなかったら気にしないけど、知ってしまったら自己血輸血だわね」と申しました。「医学は日々進歩しているから、まだまだわからないことがあるのよ」とも申しておりました。「輸血で死ぬのは馬鹿みたいだから検査しておいたほうが良いと思うよ」とかかりつけ医にアドバイスを頂いたので、私は不規則抗体の検査を受けました。皆様へも、不規則抗体の検査をお勧め致します。わかっていれば、もし事故か何かで意識がない状態で輸血を受けなければならなくなった時、家族に心の重荷を背負わせなくて済みます。もし、不規則抗体の持主で、イチカバチカの判断をしなければならない家族は、辛いですよ。事前に本人がわかっていれば、家族の心の負担は少なくなると思います。不規則抗体の検査は、自分のためと言うより、家族に心の重荷を背負わせない為に受けると良いと思います。終活の一つです。人工呼吸器だけではないです。心臓マッサージをするか、中心静脈栄養をするか、など、けっこうあります。私は、仕事ができない状態で生きて行くつもりはもうとうありませんので、すべて拒否します。もし、脳がやられたら、すべて治療を拒否します。今の医学では、脳は、まだ安全な手術はできないし治す薬も無いですから、検査も受けておりません。脳梗塞にしろ、脳出血にしろ、一度でもおこせばたとえ命があったとしても、指導をするのは難しいでしょう。なるべく、おこさないように動脈硬化を注意したり、血糖値を上げないように注意して生活をしておりますが、なったらなったです。その時は、ごめんなさいです。