母からの「愛」の贈り物。結城美帆子

私は、母からピアノ(音楽)と言う「愛」の贈り物をいただきました。ピアノの指導を40年近く続けて来た今でも、ピアノについて、音楽について、思い悩み成長をさせてくれているのも母です。母親とは実に偉大な存在ですね。母を見ていて、私がピアノでできること・音楽でできることが他にあるのではないかと思うのです。私だからできることがあるように思うのです。大切な何かを封印しているような気がするのですが、それが何なのか、わかりそうで、まだわからないのです。私が大切にしていることは「命」と「心」です。どんなものにも「命」があり「心」があります。命があるのは、人間や動物だけではありません。植物にも命はあります。物にも命はあります。ピアノにも命があります。命には、生まれる時があり、必ず終わりがあります。何もしなくても必ず終わりが来るのです。だから、大切にしなければいけないのです。ピアノを習うことは「苦」ではなく、「喜び」のはずです。音楽を勉強することは「喜び」のはずです。子供も大人も、健常者も障がいがある人も、みんなが音楽を学ぶことに喜びを感じ、お年寄りは病院の待合室ではなく音楽教室(音楽サロン)で談笑し、多くの子供たちがピアノを弾けるのが普通のこと、そんな世の中になると良いですね。