東日本大震災から14年目

東日本大震災から14年目

すごい地震でしたね。

地震の影響よりも福島の原発の影響でつくば市を離れる為にピアノのレッスンをおやめになられた生徒さんが数名いらっしゃいました。

心理的には「ピアノなんかやってる状態じゃない」と思われた人もいたように思いましたが、「このような時こそピアノ学びを止めたくない」とおっしゃる親御さんもおりました。

私もこのような時こそ継続できることは継続することに意義があると思いレッスンを行っておりました。

幸いお教室がある場所は水道も出ておりましたし計画停電もなかったので普通にレッスンを行うことができましたが、停電している地域や被災者のことを想うと心が痛みましたので、自分の練習の時は部屋の電気は使わず、オーケストラの楽団員が舞台で譜面台を照らす照明を使っていました。

地震の前はジュータンの上にグランドピアノ2台を並べていたのですが、地震でピアノが動いたようなので、ジュータンの上にピアノを置くのは危険ということを知り、震災後はジュータンを外しました。

ジュータンは滑るのかもしれませんね。

東日本大震災の後も色々な災害がありました。

災害が起きるたびに犠牲になられる人がおりました。

生きていることに感謝ですね。

子どもたちは、どんな時でも、どんな状況に置かれても、生き延びることが出来る力を養って欲しいと思います。

どんな状況に置かれても生き延びる為に必要なスキルは、どんな時でも「自分は大丈夫」と思えることです。

そして、どうすれば生き延びることが出来るかを考えられる「地頭力」です。

結城美帆子ピアノ教室では、コンクールに参加している生徒さんたちに教えている自分を信じ最高の演奏ができる「魔法の言葉」があります。

この「魔法の言葉」は、ピアノの演奏だけではなく生死に関わる状況に置かれた時にも必ず役に立つ言葉です。

結城美帆子ピアノ教室のピアノレッスンは単にピアノが上手く弾けるようになるピアノ教室ではなく、ピアノが上手く弾けるようになるのはもちろんですが、生きる力を養うピアノ教室です。

結城美帆子ピアノ教室のお約束ごとの中に「無理」とか「できない」とか「ネガティブな言葉を言わないこと」というものがあります。

「類は友を呼ぶ」ということわざがありますが、一人でもネガティブな生徒さんや親御さんがいると教室の流れがネガティブになってしまうので、結城美帆子ピアノ教室ではポジティブな方にご入会を頂いております。

失敗を恐れず何事も前向きに考えられる方が大好きです。

人間はいずれ死を迎えるわけですから、悔いのないように今この時を前を向いて精一杯生きようじゃありませんか。