私はピティナに入会して10年少々で、ピティナに入会する前は音高音大受験指導を行っていたのですが、東京藝術大学と武蔵野音楽大学・東京音楽大学・国立音楽大学など私立の音楽大学との大きな違いは、音楽の基礎能力の違いだと思います。
以前は、武蔵野音楽大学と東京音楽大学と国立音楽大学は試験日が同じだったので、3つの大学のどれか一校しか受けられなかったので、この3つの大学のレベルはどっこいどっこいと言われていました。
桐朋は、お金が一番高かったので、少々特別な感じでした。
芸大を落ちて武蔵野音楽大学や東京音楽大学・国立音楽大学に進学された方もおります。
私もその一人です。
芸大は、聴音が大変でした。
単旋律と複旋律と四声体和声聴音があり、何小節かも、何拍子かも、何調かも知らされずに、五回で書かなければならなかったので、相当集中しないと難しかったですし、聴音のレッスンだけでも週3回受けておりました。
私立大学の聴音は、何小節かも、何拍子かも、何調かも教えてくれて、回数も芸大よりたくさん弾いてくれました。
芸大の聴音は、瞬時に聴き取りほぼ同時に楽譜に書けるようにならないと難しく、色々な音楽を聴いて毎日聴音の自主練習も行っていました。
桐朋子供のための音楽教室で学ばれている方は出来ると思います。
聴音や楽典は音楽を学ぶ基礎ですから、本来は趣味専門関係なく学ぶべきものなのです。
幼児から参加できる全国レベルのコンクールで上位入賞している人たちは、ピアノのレッスンとは別に、ソルフェージュのレッスンも受けていると思います。
結城美帆子ピアノ教室では、趣味専門の道に進まれる方も関係なく、生涯に渡りピアノを楽しみ音楽を楽しむことが出来るように、音楽の基礎能力を高め総合的にレッスンを行っております。