私の性格が原因かと思いますが、コンクールの指導は、しんどいです。
コンクールをメインに指導をしている指導者の方もいらっしゃるようですが、すごいと思います。
コンクールは競争ではないですが、やはり良い結果を出させてあげたいと思ってしまいます。
最近は、どのコンクールも点数が高くなっているので、生半可な練習では9点以上は取れないです。
スケールやアルペジオ、チェルニーなど基礎をしっかりやらないとコンクールで予選を通過するのは難しいように思います。
昨年くらいからでしょうか?コンクールに参加させているピアノ教室と、全く参加させていないピアノ教室の、二極化が進んだように感じます。
予選通過ラインが9点近くになっていますから、指導者の中には「無理」と思ってしまってコンクールに参加されるのをおやめになられた方もいるのではないでしょうか?
今年は、コンペティションの参加者が減ったと聞きましたし、グランミューズの参加者は増えたとのことですが、コンクールは結果を求めるのではなく、力試しに参加すれば良いと思います。
コンクールに参加することで、自分の立ち位置が把握できます。
①コンクールに参加できるレベル
②予選を通過できるレベル
③ファイナルや全国大会で入賞できるレベル
コンクールに参加できるだけでも立派です。