つくば市長のお父様であり、つくば市民音楽会の立ち上げにご尽力され、音楽会ではご自身も歌を演奏されていた、筑波大学名誉教授の五十嵐滋先生がお亡くなりになられたと聞きました。
何度か五十嵐先生の歌を聴かせていただいたことがございます。
何年か前に聴かせていただきました「天使の糧」は、祈りの歌ですが透明感のあるテノールでとても美しかったです。
癌を患われて、緩和ケアで、音楽を聴いたりご自身でお歌いになられたりして静かに亡くなられたとのことです。
今年のつくば市民音楽会のソロ部門にも五十嵐先生のお名前がございましたので、今年もお歌いになるご予定でしたのでしょう。
死を受け入れながらも明日を見て生きるお姿は、とても素敵な生き方ですね。
音楽をこよなく愛する一人の人間として、ご尊敬申し上げます。
私も、五十嵐先生のように最期まで音楽と共に生きることができるように精進して参ります。
本当に素敵な生き方だと思います。
声楽家の栗本尊子先生も、94歳でしたかヤマハホールでの最後のコンサートは素晴らしかったです。
ボケずに自分の生涯を全うして旅立たれている人もおります。
こよなく音楽を愛されていた日野原重明先生もそうですね。
先人をお手本に、音楽と共に心豊かな人生を送ろうじゃありませんか!
ピアノは、音楽を学ぶ基礎になります。