暗譜について。結城美帆子

本当は、どの曲も仕上げは暗譜をさせたいのは山々なのですが、楽譜を見て弾くことを徹底させたいので、普段のレッスンでは、暗譜をしなくても良しとしております。暗譜とは、楽譜を見ないで覚えて弾くことを言うのですが、初めから楽譜を見ないで弾く覚え弾きとは全く違うのですが、子供は区別がつかないと思うのです。本来の暗譜とは、何度も何度も練習をして覚えるものなのです。楽譜を頭の中に叩き込むようなものです。ですから、きちんと暗譜ができていれば、何段目の何小節から弾きなさいと言われれば、すぐに弾けるのですが、耳コピで覚えた人にはできないことです。とは言え、コンペティションやステップで弾く時には、やはり暗譜が必要です。暗譜とは、たくさん練習して、楽譜を頭の中に入れる事と認識しましょう。