昨日のレッスン。結城美帆子

大人になってピアノをお始めになられた熟年の生徒さんのレッスンがありました。

生徒さん「ピアノは簡単弾けると思ってましたが、自分で思った通りに指が動かない」

私「ピアノは誰でも簡単に音を出すことは出来る楽器なので、簡単に弾けると思われがちで、簡単に弾けることを売りにしているピアノ教室が多くありますが、ピアノは簡単に弾ける楽器ではないです。簡単に弾ける楽器じゃないから価値があると思います。フルートなどは音が出るようになるまで時間がかかりますし、バイオリンも最初はギーギーですからね。どの楽器も簡単には弾けないから楽器の演奏は価値があると思います。なぜなら、楽器の演奏は、継続した努力が続けられた人のみが得られる幸せだからです。」

10,000時間の法則というものがあります。

10,000時間練習をすればそれなりになるということです。

ピアニストになるまでには、最低でも10,000時間の練習をしているということです。

毎日2時間練習をしたら、15年で10,000時間達成できます。

毎日4時間で7年と半年。

ただ、子供は習い始めた時から毎日2時間の練習は無理ですから、最初は30分程度で、じょじょに3時間から5時間くらいの練習ができるようになりますので、10年で10,000時間が達成できるのです。

ただ10年続ければ上手く弾けるようになるわけではありません。

ピアノは、頭と指(身体)の両方をフルに使わないと弾けないのです。

ピアノは、頭と身体をフルに使って10,000時間弾き続けると上手に弾けるようになります。

ピアノを習い始める時に、おおよそのピアノを弾く時間の計画を立てることをお勧め致します。

上級レベルまで弾けるようになるには、10,000時間の練習が必要です。

私は練習という言葉は好きではないので、ピアノが上手に弾けるようになるには継続して10,000時間弾くことができるかどうかです。