日本ピアノ指導者協会(ピティナ)の指導者検定について。結城美帆子

日本ピアノ指導者協会では、指導者のレベルアップを目的だと思うのですが、指導者検定なるものがあります。指導者になってもレッスンを受け続けて勉強しなさいと言う事なのでしょう。私自身、卒業してからも40歳までは、定期的に個人レッスンを受けに行っておりましたが、日本ピアノ指導者協会の指導者にレッスンを受けていたわけではありませんので、指導者検定は受けておりません。現在も悩んだ時や必要に応じてくれレッスンを受けに行っております。レッスンと言いますか、相談に行きます。日本ピアノ指導者協会は、毎年会員数を増やしております。次に増やしたいのは、正会員でしょう。一般会員の年会費は6,000円ですが、正会員の年会費は20,000円です。日本ピアノ指導者協会では、会員に対して生徒の紹介をしてくれますが、日本ピアノ指導者協会に対しての貢献度順という序列があるようなので、指導者は、序列を上にするために、生徒をステップやコンペティションに参加させたり、自らレッスン料を支払ってレッスンを受け指導者検定を受け、序列を上に上げようとしているのでしょう。日本ピアノ指導者協会は、会員が収める会費とコンペティションやステップなどの参加費で運営させておりますから、会員を増やして、ステップやコンペティションの参加者を増やさなければ利益が上がりません。指導者検定も、コンペティションも、ステップも商品です。指導者検定だけをみると、正会員の指導者に一般会員がレッスンを受ける事により正会員の指導者に利益を供給するわけですから、親亀の背中に子亀を乗せてのような、1種のネズミ講のような感じがしてしまいます。何事も、利用されるだけでなく、利用したいと思いますので、当教室は現在日本ピアノ指導者協会から生徒紹介を受けておりませんので、コンペティションへの参加は、利益供与は全く考えていないため、10点満点を目指せる方のみ参加をお勧めしております。音大を卒業してから、またレッスンを受けて指導者検定を受けるのであれば、音大での勉強はなんなのでしょうか?音大を卒業して日本ピアノ指導者協会の指導者のレッスンを受けなくても指導者検定が受けられて合格できるのであれば理解できますが、今の制度は理解できません。実際、音大を出ていなくて日本ピアノ指導者協会の指導会員になり、ピアノを教えている指導者もたくさんいるようで、その方々がレッスンを受けて指導者検定を受けているようです。幼稚園の先生をしていた方とか、小学校の先生をしていた方とか、私の知り合いの人も幼稚園教諭の資格はあったのですが音大を出ていなくてピアノを教えている指導者検定を受けて合格して、正会員になった人がおりまして、彼女が正会員になったとき「指導者検定に合格して正会員になれて、やっと堂々とピアノの先生と言えるようになった」と申しておりました。なんか新興宗教みたいに感じました。新興宗教もお布施をたくさん積んだ人がくらいが上になるみたいですからね。利用されずに、利用させていただきましょう。アメリカのジュリアード音楽院のように無料のオーデイションのようなのは、営業目的ではないので絶対オススメなのですが、レベルが高いなんてものじゃないですからね。それと、参加費はかかりますが、日本学生音楽コンクールと日本音楽コンクールも毎日新聞社が主催していて参加費はかかりますがオススメですが、こちらも相当レベルが高いです。やる気がある方は応援致しますので是非お声をお掛け下さい。