日本ピアノ指導者協会の日比谷夢ステーションの勉強会に参加して。結城美帆子

昨年は母の介護で一度も参加できませんでしたので、久しぶりでした。気分転換になればと思い、参加しました。長年介護の経験をしてきた私とは、住む世界も考え方も違うなと思いました。今回の勉強会のテーマは、渡部由記子先生の妹様でいらっしゃいます日本で初めてサロガネーゼをお始めになられたマダム市川先生の「ナイスエイジング」で、前半は市川先生の講義で、後半は、市川先生のご自宅の見学でした。タワーマンションの最上階のお部屋で、とても素敵なお家でした。でも、このマンションで認知症を発症したら大変だろうなと思いました。まず、デイサービスの送迎はどうするのだろうと思いましたし、在宅医療を受けるのも大変だろうなと思いました。人間は、どんなに頑張っても、老いていきますから、きれいだけでは生活はできないと思うのです。ジュータンはフローリングよりも暖かく感じてきれいですが、ジュータンで失禁をされた時は、どうするのでしょう?そうなった時は、老人ホームなのでしょうか?私は、色々な人がいるのが世の中だと思っているので、きれいなお部屋よりも、お掃除がしやすいお部屋が良いなと思います。私は、介護している時、気をつけていた事は、介護をしているからと言って手抜きをしないと言う事です。介護を仕事に持ち込まない、介護をしているからと言って、化粧をしなかったり、掃除をしなかったり、ピアノのレッスンの時に生活感を出すような事はしないように、と考えておりました。化粧は、女性としての身だしなみですから、化粧をしないで人前に出ると言う事は致しません。この事は、祖母と母からの教えでもあります。さすがに着物を着るまではできませんでしたが、化粧はいつもしておりました。母を救急車で運んだ時も、一緒に行ってもそばについていられるわけではないですから、化粧をしてから病院に行きました。化粧も5分あればアイラインまで引けます。介護を経験したおかげで、化粧も早くできるようになりました。ただ、髪を巻いてセットする事が時間的にどうしても難しかったので、ショートカットに致しました。母をお見送りして、やっと、巻き髪ができるようになりました。