新型コロナウイルス感染予防の為に、私の個人的な経験をお話し致します。

介護施設でのクラスター発生で、多くの高齢の入所者がお亡くなりになっておりますが、30年以上前に介護施設で仕事をしていた経験をお話ししたいと思います。

介護の仕事は、排泄介助に始まり排泄介助に終わると言われます。

まず、朝礼があり、次に夜勤者からの申し送りがあり、日課が始まりますが、居室を順番に回って排泄介助を行います。

排便が無い人は、看護師の指示で、坐薬を入れたり、浣腸をしてます。

介助をする時、排泄介助であっても、ゴム手袋はせず、素手で行います。

肛門に坐薬を入れる時は、ゴム手袋を使います。

一人の入所者の排泄介助が終わるごとに、手を洗ったり消毒をすることは、ありませんでした。

排泄介助をしながら、着替えの介助をして、車椅子に乗せるのが、午前の主な仕事です。

昼食の介助が始まる前に、職員は10分の休憩時間がありお茶を頂きます。

そして、昼食の食事介助が始まり、食事が終わった入所者を車椅子からベットに上げて、午前の仕事が終了、職員は50分の休憩に入ります。

午後は、また午前と同じ排泄介助から始まります。

週に2回の入浴日は、入浴介助になります。

今思うと、ぞっとしますが、自分がトイレにでも行かない限り、手を洗うことなく、排泄介助をして、排泄介助をして手を洗っていない手で食事の介助をしていたのです。

私がいた施設では、経費節減の為、経営者から言われて、職員が休憩する時間や消灯時間後は、冷暖房を切っておりました。

以上の私の経験からですが、職員の手が媒介となり、介護を受けている入所者が感染してしまうのではないかと思います。

私は、犬の訓練の仕事もしていたので、ブリーダーさんとのお付き合いもありましたが、犬の仕事をしている人は、たえず手をアルコールで消毒をしておりました。

訓練士にしてもブリーダーにしても犬は商品ですから、大事に扱うということなのでしょうね。

介護施設は、入所者がお客様でお金を産んでくれる存在なわけですから、犬以上に大切にして欲しいですね。

なんか変ですね。

でも、犬を扱っている人たちは、新型コロナウイルスの前から、今みんなが行っている手指のアルコール消毒をしていたのです。

以上のことは、私の個人的な経験ですが、人間の心とは、人間とは、命の重さとは、が見えてくるように思います。

新型コロナウイルスのワクチンが完成するまでには、まだまだ時間がかかるでしょう。

人間が生きる為には、知識が必要です。

なぜ勉強するのか?

生きる為、より幸せに生きる為に、学ぶのです。

私の家には、仏壇があり、幼い頃は、お盆になると本当にご先祖様が仏壇の中にいらっしゃったと思ってました。

小学2年生の時に、死んだ人の顔を初めて見たのですが、死んだ人が恐かった。

でも、色々な勉強をして、色々な知識が得られると、色々な恐怖や不安が消えていき、子供の頃は恐かった遺体ですが、いつの頃からか、遺体は物体と思えるようになりました。

死んだらただの物体と思えるようになってからは、今この時を以前に増して精一杯生きなければならないと思うようにもなりました。

生きている今しかピアノを教えることはできないのです。

精一杯ピアノを教えて死にたいと思います。

ピアノは、正しい楽譜の読み方と、正しい弾き方をマスターすれば、誰でも弾けるようになるのです。

「ピアノは習ったけど、弾けるようにならなかった」と言う人を一人でも減らしたいです。