新型コロナウイルスで変わったこと変わらないこと

新しい生活様式と言われておりますが、私は今までの生活様式とあまり変わらないのです。

変わったことと言えば、お互いの飛沫感染を浴びないように、レッスンで生徒さんとのソーシャルデイスタンスを考えて生徒さん用のピアノと指導者用のピアノの距離を広げたことと、生徒さんに近づいて指導する時はフェイスシールドを使うようになったことです。

玄関での手の消毒とレッスン室の消毒は、新型コロナウイルスの前から行っていたことなので変わりません。

もう一つは、オンラインレッスンも致しました。

感染は、新型コロナウイルスだけではないですし、そもそも、ピアノのレッスンは、人生の質と価値の向上を図り心豊かな人生を送る為にありますから、心身ともに健康な時に行うものと考えております。

発熱している時や、心に不安を抱えている時にレッスンを受けても価値あるレッスンは出来ないと思います。

これからも未知のウイルスに遭遇するかも知れませんが、人間には知恵がありますから、その度ごとに知恵を絞って乗り越えていくことが出来ると思います。

一般人がすべきことは、何が起きてもパニックにならないように、いつどんな時でも自分と家族そして大切な人の命を守る行動が出来るように、教養を養っておくことではないでしょうか。

教養とは、知識×考える力です。

自分で考えて、判断と決断ができることではないでしょうか。

不安だから惑わされるのです。

不安だから惑わされ、マスクやトイレットペーパーの買い占めに走るのです。

いかなる時も平常心を保てる精神力も養いましょう。

ピアノのレッスンは、生きる為に必要な判断力や精神力を養うことが出来ます。

私が音楽高校でお世話になった先生の中に、東京藝術大学を卒業させて、太平洋戦争終戦後にシベリアに抑留されて帰ってきたという先生がおり、戦争中の芸大生の話をよく聞かされました。

シベリアに抑留された多くの方がお亡くなりになられた中で生き延びてこられたのは、音楽で培われた教養と精神力の賜物ではないでしょうか。

淡谷のり子さんや古関裕而さん、たくさんの音楽家が戦時中生き延びてこられております。

自粛ばかりせず、今できることは今致しましょう。

ピアノを始める黄金期は3歳4歳です。

二度とない黄金期を逃さないように致しましょう。

すでにピアノのレッスンを始めている方は、今しかないこの時を、二度とない今を大切にピアノの練習をしましょう。

ピアノを始める黄金期は3歳4歳、10歳までは基礎を身につける黄金期、10歳〜22歳がテクニックや感性が育つ黄金期と言われております。

それぞれの黄金期をコロナで逃さないように致しましょう。