私は、今の静かな銀座が好きです。
中国語が飛び交っていた銀座は嫌でした。
銀座は、品のある街と思っておりましたが、ここ数年は銀座でお買い物をするより、二子玉川の高島屋でお買い物をしておりました。
人件費を安く抑える為に中国やインドネシアで製造をするようになった。
ピアノも、安価を求める客向けのピアノは、インドネシアで製造してます。
何でもかんでも安けりゃいいというものではないと思うのですが、いかがでしょうか?
20歳の時、弁護士先生と打ち合わせの場所として、弁護士先生に指定された帝国ホテルのラウンジで待ち合わせをした時のこと、当時、喫茶店でコーヒー一杯200円だったと思いますが、帝国ホテルのラウンジのレモネードは一杯2,000円で、4人分で8,000円支払いました。
高いと思いましたが、帝国ホテルなのです。
値段は、レモネードの中身だけの値段ではないのです。
百貨店には百貨店の良さがあります。
銀座には銀座の良さがありましたが、中国の人がバスで来るようになってからは、銀座の良さがなくなったように思います。
成果主義と言いますか、ピティナも、多くの生徒を地区本選や全国大会に出場させている先生が良い先生みたいにおっしゃる人もいるようですが、ピアノは努力するものではなく楽しむものです。
もちろん努力も多少必要かもしれませんが、努力=結果にならない場合もあります。
天才は「1%のひらめき」をして、凡人は「99%の努力をする」という西村博之さんの著書を読み、なるほどと思いました。
西村博之さんは、インターネットの匿名掲示板「2ちゃんねる」の管理人です。
米国公認会計士の午堂登紀雄さんの著書「頑張らない成功法則」も面白かったです。
ピアノも努力じゃなくて、どれだけ没頭できるかではないかと思います。
好きなことだったら、努力とは思わないのではないでしょうか?
ピアノを弾くのが好きだから弾いている。
結果は勝手についてくるだけです。