教えることの難しさ

ピアノの学びに終わりは無いのですが、生徒さんご自身が「自分はよく弾けている」と思ってしまう場合は、中々その先に進むのが難しいです。

指導者から見れば、まだまだ出来ていないのですが、本人が満足してしまっている場合、仕上げの最終地点が指導者と生徒さん本人にズレがあるということなので、どこに落とし所を持っていくかを考えなければ、当日まとまらない演奏をすることになってしまいます。

音楽を学ぶということは、真の追究であり美の追究ですので、感性を研ぎ澄ましていくことが必要なのです。

美しいものを美しいと心から思える感染が重要なのです。

花瓶に咲く一輪の薔薇を見て、何も思わないのはダメなのです。

思うことは、人それぞれ違いますが、心が動く感性が必要なのです。

私は、花の中で、真っ赤なに咲く薔薇が一番好きです。

気高く美しく咲く薔薇の花が大好きです。

苦悩に満ち溢れ心が折れそうになった時、気高く美しく咲く薔薇の花を見ると、「私も、もうひと頑張りしよう」と思えますし、薔薇の花から勇気と元気をもらえます。

ちなみに、カサブランカ(ゆり)も好きですが、カサブランカは「死者の花」という感じがしまして、私がカサブランカを飾る時は心が後ろを向いている時です。

コンペティションで良い成績をおさめたい方は、美しくものを心から美しいと思える感性を磨きましょう。

私は、ピアノを弾く弾き方は教えることができますが、残念ながら感性を教えることはできないのです。

感性は、日々の生活の中で育ちます。