教えることの難しさ。結城美帆子

今日のレッスンで、大人の生徒さんから「わかりません」と言われました。教えるのって難しいです。伝え方って難しいです。ピアノは、心を込めて弾くものなのですが、どうも心を込めて弾くと言うことがわからないようです。心は、見えませんからね。楽譜から、作曲家の想いをくみ取り想像し想いを馳せて弾くものなのですが、どのように教えたらわかって頂けるでしょうか?私は、褒められると馬鹿にされているようで嫌ので、コンペティションをお受けになられるレベルの方に対しては、上手に弾けるようになって欲しいので、褒めるようなレッスンはしないのですが、指摘ばかりされていると嫌になってしまうかも知れませんね。口では「指摘してください」と申しますが、人間は認めてもらいたい欲求があるようですからね。以前恩師に言われたことを思い出しました。恩師が「褒められたくてレッスンに来ている人もいるから」と言ったのです。生徒さんにピアノを楽しんで頂く為には、出来ない所や出来ない事を指摘するのでは無く、出来た事を褒めるようにした方が良いのでしょうね。結果を出すレッスンと楽しむレッスンは同じではないので、生徒さんが何を求めてレッスンを受けに来ているのか正確に把握する事が大切なようです。求めているものが違うと、チグハグになってしまいます。生徒の皆様へお願い致します。レッスンを受ける目的・目標・1週間の練習時間を教えてください。全く家で練習をする時間がない方でも、ピアノを弾きたいと思う方は、レッスンをお引き受け致します。ピアノが弾けるレベルで良いのか、技術力を上げたいのかも教えてください。生徒の皆様が求めているものを教えたいと思いますので、宜しくお願い致します。40年近くピアノを教えておりますが、教えるのって本当に難しいです。でも、私はピアノを教えることしか出来ないので、めげずに頑張ろうと思います。うまくいかなくて落ち込むと、無性に食べたくなります。ピーターパンのパンが食べたい。これから買いに行きます。