指導法で悩んでおります。

ピティナピアノコンペティションに参加される生徒さん。

ピティナピアノコンペティションは、10点満点なのですが、昨日のレッスンで、〇〇ちゃんに「今のあなたの演奏は、何点でしたか?」と聞きましたら、「10点」とお答えになりました。

〇〇ちゃんは、自分では直すところはなく楽譜の通りに弾けたし止まらないで弾けたから10点をつけたのではないかと思います。

が、ピアノは、楽譜の通りに弾くことは出発点なのです。

楽譜に書いていない、楽譜に書き表すことができなかった作曲家の想いを想像し、楽曲を考え、音楽的に弾かなければ良い演奏とは言えないのですが、目に見えないこのようなことを、どうやったら教えられるか悩んでおります。

ピアノの学びは、尽きることがないのです。

私は、基本的に一方的に教え込むような指導はしたくないのですが、、、、、、

本人が10点満点で10点と言っており、直すところは無いと言っている以上、本人の意思を尊重し認めてあげることが、〇〇ちゃんの自己肯定感は向上するにかもしれないとも思うし、でも、この状態では本人が目標としている地区予選を通過することは難しいですし、どのような指導をすることが〇〇ちゃんにとって一番良いのか悩みに悩んでおります。

音楽的な弾き方は、楽譜に書いていないのです。

楽譜のお約束ごとは守るのですが、四分音符が全て同じ長さでは無いのです。

曲の終わりは、フェルマータが書いてなくても長めに弾いたりしますが、これも音楽的弾き方の一つです。

感性とか感覚的な問題なのかもしれませんが、理論的にしか考えられない頭の人もおりますから、理論的にしか考えることができない人に音楽的な弾き方って言ってもわからないかもしれませんし、受け入れられないかもしれませんね。

以前、お越しになられていた筑波大学の学生さんで、何度説明してもご理解いただけない生徒さんがおりました。

音楽は、理論も有り理論も必要なのですが、プラス音楽的な表現が必要なのです。

そこに面白さもあるのです。

ただ楽譜の通りに弾くだけでは、頭と指のトレーニングにしかなりません。

人間には、心があるのです。