才能。結城美帆子

大人の生徒さんとの会話

生徒「私は才能がないから、、、、、」

私「コンクールに参加している子供たちは、毎日5時間〜6時間くらい、土日は12時間の練習をしています。ピアノが上手に弾けるようになるには、練習も必要なのです。」と、申し上げました。

私は、ピアノの弾き方を教えることはできますが、上手に弾けるようになるかどうかは、どれだけ練習できるかにもよります。

ちょっとできないと感じると「才能がないから」とおっしゃる方がおりますが、残念ながらピアノは練習をしなければ上手く弾けるようにはなりません。

ピアノだけではなく、スポーツも将棋も囲碁も天才と言われている人たちは、みんな人並み以上の練習という努力を積み重ねていると思います。

以前、ピアニストを生業にしている人とピアノ教師をしている人の、練習時間を比較した研究論文がありましたが、ピアニストとピアノ教師止まりの人では練習時間が圧倒的にピアニストのほうが長かったのです。

心理学では、一万時間の法則というものがあり、何事も最低でも一万時間やらなければ身につかないということです。

1年365日ですから、毎日3時間練習したとして、1年で1045時間ですから、10年くらいかかります。

毎日2時間練習だと15年くらいです。

なので、ピアノがそれ相応に弾けるようになるには、最低でも10年〜15年くらいと言われるのです。

もし、30分程度の練習だったら、、、、、

ピアノのレッスンは、レッスン料を無駄にしない為にも、目標を立て、計画を立て、受けていただくとよろしいかと思います。

色々なデータがありますから、参考にすると良いと思います。

やってみなければ弾けるようになるかどうかわからないということは、私は無いです。

データや経験から、この生徒さんは、このくらいで、このくらいまでは弾けるようになるだろうと、想像はできます。

才能は、努力ができるかできないかです。

ただし、声楽のようにたくさん練習ができないものもあります。

声楽は、持って生まれた声質と持って生まれた感性が重要です。