悲しい出来事がありました。結城美帆子

脳卒中で入院中の母を午前中見舞いに行きました。昨日までは私の名前を呼んでくれたのですが、今日は私を「かずえ」(母の3番目の妹で私のおばさんです)と呼び、私の名前を言っても「わからない」と言われてしまいました。妹たちの名前はわかるのに、娘の名前も娘のこともわからなかったのです。病室を出る時にもう一度聞いたら、私の名前を言ってくれたので、とりあえず安心しました。でも、わからなくなるのでしょうね。わからなくなるのは仕方がないと思うのですが、妹たちを覚えているのに、娘のことを覚えていなかったことが悲しかったです。最終的には、母を介護すると言うより、人間として、一人の人間を介護をすることになると思います。子供が親を介護することは、仕事ではありませんから当然報酬はありませんが、「愛」があります。「無償の愛」が介護する支えているのです。「無償の愛」は、介護だけではなく、子育ても「無償の愛」ですね。「愛」は、親や子供にだけ向けるものではなく、すべての人に向けることができます。「愛」を教えてくれたのは、親愛なる母です。