恩師亡き東敦子先生の思い出

初めて東敦子先生のご自宅へレッスンに伺ったのは、高校2年生の時でした。

夏休みに、東敦子先生のオーディションが東京音楽大学であり受けに行ったのです。

その日の夜、東敦子先生からお電話があり、先生のご自宅にレッスンに伺うことになったのです。

当時、東敦子先生は、オペラ歌手として世界でご活躍をされており、徹子の部屋にもお嬢様のアリサちゃんと一緒にお出になられおりましたし、皇族の前で御前演奏もされていて、雲の上の人だったのです。

母と一緒に町田の先生のご自宅へ初めて伺った時、母が「あんな凄い人なのに普通の家に住んでいるのね」と申しました。

玄関先には、東先生の自家用車カローラのバンが置かれておりました。

後に増築されましたが、ごく普通の3DKの一戸建てのお家でした。

ピアノは、カワイの木目のグランドピアノでした。

前の生徒さんのレッスンが長引いたり、少々早く行った時は、彫刻家の旦那様がリビングに通してくださりお茶を入れてくださいました。

旦那様もとてもフレンドリーな方で、気軽にお話ができる方でした。

今日は、少々疲れたせいか、東先生の思い出に浸りたくなりました。