心の余裕。結城美帆子

みんな余裕がないのでしょうね。

批判をされるかも知れませんが、身の丈も大切かなと思うのです。

学校が休校になっただけで、大騒ぎになるのっておかしくないですか?

母親が働くのが悪いということではないのですが、産まれたばかりの子供は、母親の愛情を独り占めしようとしますし、母親の愛情を受けなければ生きられないのです。

子供にとって、心に不満を抱えたまま育つと(無意識の不満ですが)、色々な問題が出てくるような気がするのです。

精神分析では、肛門期という時期があるのですが、この時期はトイレットトレーニングの時期でもあるのですが、子供は母親の愛情を確かめる為に(子供が意識的に考えているわけではありませんが)、ウンチを我慢して自分でトイレができるようになっていくようです。

精神分析では、論文を読みますと、小さい子供にとってウンチは贈り物のようで、子供にとってはとっても大切なもののようです。

子供にとっての贈り物を母親が、どう受け止めたかによって、子供の心に与える影響が大きくなるようです。

大人にとったら、たかがウンチですが、肛門期の子供にとっては大事な宝物なのです。

大事な宝物を、どう扱われたかによって、肛門期の子供は、親の愛情を確かめているようです。

親の愛情を不足と感じた子供は、いつまでも宝物を贈り続けるかも知れませんし、頑張って贈ってもわかってもらえない時は諦めて自分の中に閉じこもって自己防衛をするかも知れません。

子供は、たえず親にどれだけ愛されているかを確かめているようです。

子供にとっての一番の恐怖は、親に捨てられることです。

本能的に、生きる為にはこの人に頼らなければ生きられないと思うようです。

だから、どんなに親に虐待されて児相に保護されても、お家に帰ると言うのです。

だから、子供を虐待から守るのであれば、親を保護しなければダメだと思います。

充分に愛を得られないで育った子供は、大人になった時、愛を知らないから子供に愛を与えることができないのではないかと思うのです。

「子供にご飯食べさせるのが大変だ」とか、「仕事が休めないから子供の面倒を見られない」なんて、おっしゃらないで欲しいと思います。

ピアノは、深い愛情と心に余裕がないとできませんから、私の教室に通うお子さまたちは、お幸せです。