心「感性」を育成することの大切さ。結城美帆子

感性、すなわち感じる「心」が無いと、良いことなのか、悪いことなのかがわからず、人を殺しても平気でいられるようですし、嘘をついても平気でいられるようです。一般的に自閉症者は心を持たないと言われますが(向井先生は持っていないのではなく握っているだけだと言います)、心を持たないのは自閉症者だけでしょうか?確かに、発達障害者支援法が出来た経緯は、発達障害者による悲惨な事件が相次いだためですが、発達障害者だけが殺人事件を起こしているわけではない。発達障害者支援法は、危険人物を早期にあぶり出し、国民の安全を守るために、危険人物すなわち発達障害者を管理隔離する法律ではなかろうかと思えます。かつての優生保護法も人権を無視したひどい法律でした。文科省は、学校教育から音楽の授業を減らし心の感性を育てることをやめてしまいました。私の教室では、「叙情歌を歌う会」と言うサークルがありますが、60歳以上の方はたくさんの歌をご存知なのですが、40歳代の方になると「四季の歌」や「浜千鳥」さえ知らない人が多くいらっしゃるのです。最初は、驚きましたが、受験世代で学校の音楽の授業が選択になった世代なので知らないのです。童謡は感性が育つのですが、私なんかは、童謡を歌って感性が育ったのかも知れません。歌を歌うと情景が浮かびのです。童謡って心が動かされるのです。「叱られて」「赤とんぼ」「歌を忘れたカナリヤは」どうなったでしょうか?音楽は心を育てることが出来ます。音楽は心を癒してくれます。音楽は心を元気にしてくれます。私は、音楽で自閉症者の握っている心を解放してあげたい、音楽でみんなを幸せにしたい。