幼児導入期のレッスンについて。結城美帆子

幼児の導入期の教則本が後から後から新しいものが出てきております。

40年教えている間には、うまくいかない生徒がいると、色々な教則本を使ったこともありましたが、どれを使っても同じなのです。

導入期から初級は、なるべく早く終了させ次の進んだほうがピアノの楽しさを味わえると思います。

「ドは、赤」なんて色音符で教えると、五線譜に変換しなければならないので、生徒は二度手間になります。

「お団子のド」と教えても、子供は第3間のドでも横線を書くようになったりします。

40年以上の指導経験から、幼児であっても、知的障害が無ければ、楽譜を教えたほうがスムーズに進みますので、今は、幼児であっても、五線から教えております。

「5」が、認知できれば、楽譜を覚えられますので、知的障害が無ければ3歳から可能なのです。

当教室では、3歳からバイエルを使ってレッスンをしております。

メトードローズも良いのですが、小学生で始める場合は「幼児のメトードローズ」と教本に書いてあるので、生徒さんが嫌がるのではないかと思って、生徒さんのプライドを傷つけないようにと「小学生から大人まで使えるバイエル」ドレミ出版を使ってレッスンをしております。

メトードローズは、幼児用ではなく「ピアノの一年生」というのがあるのですが、楽譜が小さく見にくいのです。

バイエルも大人用がありますがやはり楽譜が小さく見にくいのです。

幼児は「ミッキーといっしょ子どものバイエル」を使います。

中身は同じです。

文科省が後援しているピティナピアノコンペティションに参加させる為には、A1級(小学二年生以下)の課題曲にブルグミュラー25番から出ておりますので、小学1年生または小学校入学までにバイエルを終了させておかないと、課題曲が弾けないのです。

文科省が後援しているということは、学校のお勉強と同じと考えており、各級順次課題曲が弾けるレベルを維持して欲しいと思います。

4年生で4年生の課題曲が弾けないというのは、4年生で4年生の教科書を学ぶ為の理解力が無いという事と同じではないかと思うのです。

1年生で幼児のレベルの教本を勉強しなければならないのは、プライドが傷つくのではないでしょうか?

なので、なるべく追いつくようにしてあげたいので、レッスン時間を増やしたり出来るように致しました。

レッスン回数とやる気しだいですが、小学2年生までに始めれば4年生でB級からピティナピアノコンペティションに参加が可能ですし、4年生までに始めれば6年生でC級から参加が可能です。

ピアノで自信をつけ自己肯定感を高めて欲しいので、子供は、高校卒業までにピティナピアノステップ最終ステップ展開3を合格して欲しいと思いますし、コンペティションはF級まで順次参加して欲しいと願って指導をしております。

ピアノは、最後までやり抜いて欲しいと願っております。

そうすれば、ピアノ教室に通うのを止めても、クオリティーの高い趣味として生涯ピアノを楽しむことができます。

ピアニストを目指す場合は、10歳になったら一人で海外のピアニストにレッスンを受けに行けるくらいの精神力が無いと難しいので、ピアニストを目指したい方は、指導者の紹介もさせて頂きますので、遠慮無くお申し出ください。