幼児のピアノレッスンの動画をYouTubeで観ると、コンクールをメインに指導をしている指導者と、そうじゃない指導者と、ピアノ指導の2極化を感じます。
指導に自信があるからYouTubeで発信しているのであろうと思いますが、どうなのかなー?
現在、色々な導入期の教本があり、私も良いと思ったものは生徒さんに試したこともありましたが、結局元に戻りました。
どの教本を使っても同じではないかと思いました。
はやく譜読みができるようになる子もいれば、なかなか読めるようにならない子もおりますが、もともとの生まれ持った能力が違いますし、育つ環境も違うわけですから、色々なレベルの子がいて当たり前です。
指導者は、どのような子でも、一人一人の資質や特性・個性・環境を把握し、一人一人に合う指導法を考え、一人一人が上手く弾けるように導けば良いだけのことです。
絵音符や色音符を使っている指導者が多いように思いますが、私も使ったことがありますが、五線譜への移行が上手くできない子が多かったので、今は使っていません。
シンプルなのが一番わかりやすいように思いました。
現在は、小さいお子さんから、五線譜で譜読みをしていますが、3回くらいのレッスンでほぼ読めるようになります。
いきなりピアノのレッスンに入るのではなく、3ヶ月くらいは、ピアノを学ぶ上で必要な楽典の知識やソルフェージュのレッスンも必要ではないかと思っています。
その方が、スムーズに進めるような気がします。