年少さん3歳になりたての男の子のレッスンがありました。結城美帆子

ニコニコして嬉しそうなお顔をしてレッスン室に入って来られました。笑顔が可愛いお子様です。ピアノを弾くのがとても好きなようです。私の教室には、グランドピアノが2台並べてありますので、一緒に弾くことができます。私が早く弾くと早く弾きますし、低い方で弾くと低い方で弾きますから、しっかり音を聴いていると言うことです。感覚的なことや音楽的な感性が育っていると言うことです。ピアノが面白いのでしょう。色々な音が出るピアノが面白いのでしょうね。低い音から高い音まで全部弾いてます。それこそ、夢中になっているのでしょう、よだれを垂らしながら弾いておりました。ピアノが上手になっていく子ってみんなこんな感じなのです。自由にピアノを弾くのです。親から見たら「先生の言うことを聞かないで大丈夫かしら」と思うかも知れませんが、最初は興味を持たせることが一番大切なのです。興味から美しいものを追求するようになり、美しい音でピアノを弾きたいと思うようになります。本人が納得がいくまで自由に弾かせます。そのうち「上手に弾けるようになりたい」と言う次の欲望が生まれます。ピアノが上手に弾けるようになるには、本人が心から「ピアノが上手くなりたい」と望むことが大切なのです。欲望を引き出し伸ばすのが精神分析的なかかわりの中で生徒の能力を開花させる私のレッスン方法です。