局所性ジストニア。結城美帆子

昨夜、テレビで放映されておりました。

ピアニストやバイオリンニスト・ドラマーなど、専門の人が、ピアニストがピアノを弾こうとすると手が動かなくなったり、バイオリンニストがバイオリンを弾こうとすると手が動かなくなったり、ドラマーがドラムを叩こうとすると手が動かなくなったり、でも日常の生活では手は普通に動く病気です。

以前は、ヒステリー症状の一つと考えられており、精神分析の治療対象でした。

医学の発達って目覚ましいですね。

私が時々お世話になっている日本で始めて音楽家専門外来を立ち上げた酒井先生に聞いておりましたが、テレビででですが、実際の治療を観たのは初めてでしたので、考え方が変わりました。

局所性ジストニアは、脳からの指令の誤作動が原因とのことです。

たくさん練習している人がジストニアを発症していると言われておりましたが、なるほどと思いました。

覚醒下での手術は怖いですが、演奏家にとってみたら、演奏ができないのは死んだも同然ですから、みんなわらをも掴む思いで平先生を訪ねるのでしょうね。

私も、ピアノが弾けなくなったら、生きていくだけの治療はしないと決めております。

歌が歌えないと言うことは、諦めがつきましたし受け入れることができましたが、ピアノが弾けなくなったら、生きる意味を見出すのは難しいように思います。

手術をもして100%以前のようにリサイタルができるようになれる保証が得られないのであれば、長時間ベリズモ系のものを歌うのは難しいけど、長時間でなければレジェーロのものであれば歌えるし、長時間でなければ指導もできるので、リスクを避けメスを入れない決断をしましたが、ピアノが弾けなくなったら、どんな決断ができるかな?

病気って生活習慣病だけじゃないですからね。

どんなに気をつけていても罹患してしまう病気もありますからね。

でも、医学の進歩はすごいと思います。

自閉症も、MRI検査で専門家が観ればわかるようです。

ただし、局所性ジストニアのように脳外科的な手術は行われていないようですが、いずれ行われる時が来るかもしれませんね。

カウンセリングや精神分析などの心理療法なんて必要ないかもしれません。

精神分析療法は、心の病に効果があるのではなく、生き方を悩んでいる人が、自分の生き方を見つけるのには効果があるあると思います。

精神分析は、自分を見つめ、自分のを深く知ることです。