就学前のお子様について気になること。結城美帆子

診断する権利は医師にしかないので、私は診断する権利はありませんが、30年近く発達障害の子供たちのピアノのレッスンをしてきた経験と論文を読んだり研究会に参加して勉強している経験から、発達障害の特徴のようなものがわかるようになりました。

以前は、発達障害の診断は心理検査やDSMに照らし合わせて、最終的に医師が診断をしておりましたが、現在は、画像診断ができるようになりましたので、脳のどの部分に問題が有るのかが具体的にわかるようにもなりましたので、早期に発達障害がわかれば、脳のトレーニングにより、改善予防ができるようになりました。

ただし、発達障害の画像診断ができる医師は、非常に少なく、残念ながらつくば市内の病院にはいないようです。

私が発達障害の画像診断ができる医師で存じ上げている方は、滋賀大学教授の久保田先生と脳の学校を主宰されている加藤先生です。

医学は日々進歩しております。

20年も精神分析を学んできた私が申し上げるのもなんですが、何でもかんでも「精神的なもの」と片付けてしまうのは如何なものかと思います。

もちろん、欲求不満から自分を守るためにおねしょをしたり、言葉をしゃべらなくなる場合もあると思います。

特定の分野が不得意な学習障害は、なるべく早期に発見して、脳のトレーニングをして改善することをおすすめ致します。

発達障害でも、医師にならた方や、テンプル・グランディンのように大学の准教授で大きな農場の経営者になられた方もおります。

当教室では現在、機能訓練を目的とした音楽療法は行っておりません。

あくまで、ピアノが上手に弾けるようになることを目的にピアノを教えておりますが、発達障害のお子様に対しては、精神分析の観点から、精神分析療法室で、発達障害の改善と予防を目的とた、脳のトレーニングとピアノのレッスンを行っております。

3歳でボールをキャッチするのが難しかったり、5枚のカードが記憶できない場合は、お子様の幸せのためにも早めに専門家に相談されることをおすすめ致します。

子供の将来を考えた場合は、行政や健康保険証を使った医療機関に相談に行かれるのではなく、自由診療の医療機関に相談に行かれることをおすすめ致します。

発達障害者支援法や精神障害者支援法がありますので、発達障害者や精神障害者は国から支援が受けられますが、国民に迷惑をかけることがないように管理監視をされることにもなります。

発達障害は改善予防ができるので、子供に発達障害と言うレッテルを貼らずに自立した大人に育ててあげて欲しいと心から願っております。