今週は練習をしない日もあったとお母様。
「どうして」と聞いたら、
「忘れた」と本人。
「どうして忘れたのかな?」と聞いたら、
「やりたくないから」と本人。
「やりたくなければやめれば」と言ったら、
「やめたくない」と本人。
お家でも同じ会話をしたとお母様がおっしゃっておりました。
このようなことは、他の生徒さんでもよくあります。
このような時は、練習をやりたくない理由を本人が自覚することが必要です。
このお子さんの場合は、難しかったからなのです。
でも、難しいと言えないのです。
できないと言えないのです。
できたことを褒められて育つと、できないことに挑戦しようと思わなくなる傾向があるのです。
褒められないことは、やらなくなってしまう傾向があるのです。
「できなくてもいいんだよ、できないことを出来るように教えるのが私の仕事なんだから」と話しました。
結果を褒めるのではなく、できないことをできるように頑張っている姿を褒めるようにしましょう。
挑戦を恐れない人間に育てましょう。