寿命を左右するものは。結城美帆子

今の皆保険制度では、厚生労働省が決めた保険点数で支払われるから、全国どの医療機関を受診しても、どの医師を受診しても、保険の部分に関しては料金は変わらない。ただし、大きい病院は評価せいがあるので評価により診療点数が加算されて高くなる病院もある。大学病院など紹介状を持たないで受診した場合、最初の一回だけ自費で3,000円〜5,000円位の特別料金が取られるところもありますが、平成18年からは、個人のクリニック診療所も自費で予約料をとることができるようになりましたので、特別料金がかかるから大きい病院は行かないようになるとは思えません。発達障害を多く診ているつくばのあるクリニックでは、予約料は3,000円でキャンセルするとキャンセル料も取られるとのことです。ちなみに私がお世話になっている岡部クリニックの予約料は500円で、眼科と皮膚科でお世話にになっているあまきクリニックの予約料は300円です。ほぼ予約時間に診察を受けられます。どんなに腕が良い医者も、どんなに腕が悪い医者も診療点数が同じなので、国民皆保険は腕の悪い医者を守っている法律とも思えます。なぜなら、どんなに腕が悪くても保険でお金を取れるからです。どんなに腕が悪い医者でも患者が来て患者を診ればお金がとれるので、今の国民皆保険制度がある限り医者は食いっぱくれることはないでしょう。どの医者に診てもらっても同じ料金であるならば、腕の良い医者に診ていただいと方が良いと思いませんか。緊急時は、病院も医者も選ぶことはできませんが、かかりつけ医は選べます。健康寿命は、かかりつけ医によって左右されると思うのです。健康で長生きをするためには、正しい知識も必要です。自分に自信がおありになるお医者様方は、すでに保険医を返上して自由診療に切り替えて診療をしている方々もおります。岡部クリニックでは、保険診療もやっておりますが、自由診療もあります。あまきクリニックも同じです。国がやっている保険治療だけでは、健康で長生きは出来ないような気がします。脳梗塞や脳出血などの脳卒中は、血圧が高かったり、血糖値が高かったり、コレステロールが高かったりしている人が多いようなので、予防や生活習慣病にならないように患者を診ていける医者が良いかかりつけ医と言うのではないでしょうか?人間はいずれ死にますが、医療保険はともかく介護保険は使わないで死ねたいですね。これからは、病気を治す医者ではなくて、予防ができる医者が必要なのではないでしょうか?病人がいなくなると医者は食いっぱくれることになりますから、かと言って医療費がべらぼうに高くなると病気になっても病院に行かなくなりますから、その時は日本国が昭和34年に結核を没滅するために国民皆保険をつくったように考えてくれるでしょう。