家庭での練習の方法について。結城美帆子

私のレッスンでは、必ず片手で初見をさせますが、片手の初見は一度で良いのです。

片手の練習を何度もやる必要はありませんし、むしろ害を及ぼす場合があります。

ピアノは、両手で弾きますので楽譜を縦に見る必要があり、片手の練習ばかりをしていると、縦に見ることが習慣化しなくなるのです。

時間がなくてレッスンで両手まで進めなかった場合は、自力で片手で初見をしたら見落としや見間違いをしないように注意をしながら両手でゆっくり弾く練習をしましょう。

理に適った正しい練習をしないと、練習をすればするほど弾けなくなることもあるので、注意が必要です。

ピアノは、練習をすれば上達するというものでもなく、正しい練習の仕方が大切です。

それを教えるのもレッスンです。

「変だな」と思った時は、次のレッスンまで練習をしないほうがマイナスにはなりません。

ただし、バッハは片手の練習をたくさんします。

曲によって練習の仕方や方法が違うのです。

それを教えるのもレッスンです。