学習障害の女の子のピアノのレッスン。結城美帆子

小学五年生で学習障害の女の子のピアノのレッスンがありました。精神分析的な観点から考えると、障害はその子供の特異性と考え、特異性に応じてのレッスンになります。通常、ピアノはまず、正確に楽譜を読み(認知)、手を広げるのか寄せるのか潜るのか跨ぐのかなどを(判断)し、そして実際に指を動かす(操作)をして、楽譜が求めている音を出す事が出来ます。障害の有無に関係無く、うまくピアノが弾けない場合、上記3つのどこかに原因があります。学習障害の女の子の場合、楽譜の見え方が一般的な人と異なるように思います。その子供の頭の中が見えるわけではないので私の経験からの想像ですが、ピアノの指導は経験から学ぶ事が多くあります。