今日のレッスンでのこと。
いつもはお母様とお越しになられている小学3年生の生徒さん、今日はお父様とお越しになられました。
レッスンが終わって、お帰りになられる時、スリッパの向きを変えないで玄関を出ていかれようとされたので、お子様の前で失礼かとも思ったのですが、子供に教えることにもなると考えたので、「次の生徒さんのことを考えて、スリッパの向きを、次の生徒さんが履きやすいように変えて頂けますか?」と、申し上げさせて頂きました。
このお父様は、思いやりの心が欠如しているのではないかと思いました。
相手の気持ちを考えることが日々出来ていれば出来ることではないでしょうか?
想像力がないのでしょうか?
今まで誰からも言われたことがなかったのでしょうか?
とても悲しく思いました。
本来なら、お父様がお子様に教えることです。
ピアノを習うということは、ただピアノが弾けるようになるだけでなく、ピアノを弾くにふさわしい品格や人格も育むものです。