子供の発達格差

京都大学准教授で発達心理学者森口祐介氏の最近の著書「子供の発達格差」を読んで。

今、子供たちの間に「ある格差」が生まれているとあり、

目標に向けて自分を制御する力(自制心)「実行機能」や、他者を思いやる力「向社会的行動」の格差とあります。

「目の前のことを優先して今を生きる」傾向にあるか、「将来に備え未来に向かう」傾向にあるか、二極化する現実を示しているようです。

これらの能力が低いと将来的に健康や経済面で不利になり、高いと有利になるという内容の本です。

ピアノは、価値のあるコンクールを活用することで、これらの能力を高めることができると確信しております。

ただピアノを習うだけでは、それなりに弾けるようにはなりますが、ピアノで人間を育てることはできないと思います。

ピアノは、脳の発達に良いと言われ、認知症の予防にも効果があると言われておりますが、脳の為だけにピアノを習うのはもったいないように思います。

大人は、脳の機能維持と心と頭の健康を目的にピアノを教えたいと思います。

子供は、ピアノを通してどんな壁をも乗り越えられる強い精神力と生きる力を育てたいと思います。

私は、大人へのレッスンと子供へのレッスンは、指導も目的が異なります。